浅間山中腹のソバ畑
走行距離:140km、累積標高:+1561m / -2711m、走行時間:9時間弱
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3泊4日の中国出張から帰って来たばかりの土曜日、朝の4時台に起きてしまう。
野辺山から小諸までの千曲川/小海線沿いの高原地帯や、軽井沢から碓氷峠を経て北関東に至る辺りは以前から走ってみたいと思っていた。それなりの準備もしていたのだが、週末に雨が続き延び延びになっていた。
でも、今日は昼にかけて晴れるとの予想。中国出張で摂取過剰のアルコールやら油分を発散してしまいたいと言う気持もあって、武蔵新城6:40出発で、清里着9:40から高崎発19:25の間の約10時間、長野とその周辺を走って来ることにした。
ルートは、森の熊さんのアザレアツーリングコースをベースに清里から軽井沢まで出て、後は、中山道旧道か、あるいは下り基調なので一般道でも良いかぐらいの大雑把なプラン。
9:40清里着。標高1300m前後の高原地帯は9月の初めでも肌寒い。清里から野辺山までは、工事で通行止めの道があって大きく迂回したけれど、その後の八ヶ岳の高原地帯から千曲川へ下る広域農道は、見通しもあるし変化もあるし楽しめた。
千曲川沿いは、R141が走っているが交通量が多い。特に土曜日とかはトラックも走っていてかなり危険を感じる。アザレアコースはここで対岸(右岸)を走る設定になっているのだが、その対岸へ渡る分岐を見落としてしまった。かと言ってどんどん下る千曲川に渡る橋もない。
交通量の多さにうんざりしていたところ、声をかけて来る車がいる。静岡の白鳥さんだ。自転車を車に載せて新潟に走りに行った帰りだと言う。なんか、随分偶然が重なった感じ。その自動車には、なんと網戸が付いている。車中泊のため三日がかりでつけた とか、楽しく話してくれた。
白鳥さんと分かれ、千曲川の右岸を佐久~小諸方面に下っていく。高原地帯の早い秋に、稲が黄金色に色づいている。変化に富んだ風景の中の下りは、やはりいつも気持ちがいい。
小諸城に少しよった後、コースは浅間山中腹への登りに変わる。標高差400mの登り。登ったあと、中腹の平坦な林道を軽井沢方面に走る設定だ。この林道、時々視界が開けて千曲川の谷を一望できるのだが、熊出没注意とか、浅間山噴火の影響で車両通行止めとかあって、早々に一般道へ下りてしまった。残念。
後は、広域農道~国道18号とつないで、軽井沢から高崎へ。
碓氷峠から高崎は、下り基調とは言え、随分長かった。特に横川からの30km。19:25発の新幹線あさまに、なんとか滑り込みセーフだったけど、横川の辺りで輪行してしまった方がよかったかも知れない。
でも、久し振りに長距離を走れて満足。中国料理と中国酒がやっと消化できた感じがする。
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